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求聞持法のご利益は
2025年08月08日-
程々を知らぬ暑さに文句を言っても
アカンのやろなぁ
ちょっとでいいから加減してほしいのよ
外に出るには覚悟と防備が要るし
ウチの中では電気代が気になるし
目先のことに一喜一憂してしまう
体内の季節時計がオーバーヒート状態で
無意識に涼の文字を探すぼんやり頭
お米探しに奔走してたのは遠い昔のことのよう
冷たい麺が主食の此の頃
もうそれでいいや
素麺、冷麺、ざる蕎麦、冷やしうどん、冷製パスタ
あっ、冷たいお茶漬けという手もあったか
やっぱりお米も入れてあげよ
そう思うと急に
炊き立てご飯の美味しさが広がって
早く秋にならないかなぁ~
栗に秋刀魚‥
涼しさもだけど食欲からの季節感もアリよね
猛暑で稲や野菜の生育を心配しながらも
新米
が待ち遠しいですね
✾
前回に続き出釈迦寺です
奥の院目指して急な坂道をえっさか登り
ぱぁんと視界が開けた9合目あたり
目的地が見えましたよ
左手前方の
です 気になるでしょ
門前にはお大師様の御姿が
あぁ、ここまで連れて来ていただいたのだわ
日頃の運動不足がたたって結構きつかった
それでも自然と前に進もうとするんですよ
不思議やわ
お大師様ゆかりの捨身ヶ岳
山号は我拝師山(がばいしざん)
門をくぐりますと両脇が白壁の参道に変わります
そこに小さな(30㎝程)羅漢さんがおられまして
その表情が何といえばよいのでしょうか
優しくもあり厳しくもあり
和やかでユーモラス
受け取る側の気持ち次第なのでしょうね
羅漢様って不思議です
撮る角度が変われば表情が変わるんです
御堂へ向かいます
気になっていた
は釈迦如来像でした
やっと会えました
天空の鐘からの展望です
結構高いでしょ
大師が「求聞持法」を修めたことから求聞持院と名付けられた奥の院
なんでも素晴らしい記憶力、学業成就、物忘れにご利益があるとか
しっかり拝みましょ
御堂の下をくぐり後方の鎖場を登ると
捨身誓願の聖地があります
が、オバチャンはここまでが限界です
お大師様の足型にそろり足を乗せ
無事下山できますように
あら、しめ縄が掛かった大きな石がある
その下の岩に五輪の塔が刻まれているそう
言われてみるとそう見えるから不思議
室町時代初期のものだそう
「人生下り坂最高!」
正平さん、下り坂めっちゃキツイですよ
転げ落ちそうで(ただでさえソノ体型)
斜め45度ジグザグジグザグ
膝の爆笑が止まらず顎が外れるかと思いましたよ
やっと出釈迦寺まで下りてきました
お日様がこんなに傾いてるじゃないですか
時計を見るとあらら、4時間も経ってましたよ
明日は絶対動けないわ!
ところが全然全くちっとも(被せんすぎ)
何ともないんです 不思議やわ
えっ?もう一回って?
遠慮しておきます<(_ _)>
引っ張りまくった出釈迦寺の
最終回でございました
PS 求聞持法(ぐもんじほう)のご利益は
現在のところ現れておりません
気持ちの入れようが足りなかったのか
相変わらずのポンコツぶりです
が、追い追い成果が表れると信じております。