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形あるものはいつか
2025年07月11日-
猛暑日&熱帯夜でエアコン様様の毎日です
寒いのは着込めば済むけど
暑いのはねぇ
出来るものなら皮膚の下の脂肪を2枚くらい
脱ぎたいところなのに着脱不可能
外に出る回数はもちろんのこと
部屋を移動するのさえ億劫がる有様で
その上冷蔵庫を開ければ
飲み物やアイス
どれにしようかな
こんな調子で秋を迎えたなら
体重計こ・わ・い
てか、この暑さあと何か月続く?
やっぱ陽が落ちたらアイス買いに行こ
言い訳の合言葉はクールダウン
✾
前回の続き坂出港界隈を写写写
瀬戸大橋がきれいに見える
頭上をゴーッと列車が走る公園も好きなのよ
でも何故かたまに来たくなる場所があるの
旧坂出港務所
昭和9年に建てられたそう
この手の建物がツボなんです
数年前に見たときはここまで朽ちてなかった
剥がれ落ちた壁が足元に転がってるし
バルコニーにも草が生えている
昭和40年代までは港湾事務所として現役だったけど
事務所移転で倉庫になったそう
そのお役もそろそろ御免かしらね
お隣のマリーナにはボートが保管されてて
丘にもお行儀よく並んでる
何でここにポスト?
円筒形の古いのが似合うんだけどなぁ
この港は出島みたいになっているので
対岸からも撮ってみた~い
歩ける距離なんですが
川?海?を挟んで向かいには小さな神社があります
港だけに海の神様金毘羅さん
かつての船着き場かしら?
和船が似合いそう
神様の足元から覗いてみたら
オモシロい景色が見えわ
トラック通過中(手前)の橋で旧事務所のある港と繋がってるの
その奥にうっすら高架橋が見えるでしょ
瀬戸大橋なんですよ
離れると建物の形がよくわかります
「何なん?ちょっと行ってみよ」って思うでしょ
ワタシ、お気に入りとかに名前を付ける癖があって
愛用のパソコンは「コンちゃん」
後ろを採ったんか~い
道順をイメージで覚えるのに近い感じかな
綺麗なバラのお庭のお宅は「ベル薔薇さんち」
「トトロの停留所」や「笠地蔵のお池」・・・
で、気になる旧事務所は
「濱マイク」
20年以上前の深夜時間帯の番組で
永瀬正敏さん演じる私立探偵のお話
港の倉庫に探偵事務所って感じがしたから
実際にここは映画のロケ地にもなったのよ
やっぱり探偵ものだったわ
車で走ってた時偶然見かけたの
百年近く経つこの建物もいつ取り壊されても不思議じゃない位
劣化が進んできてる
屋島にあるケーブルカーの駅もロープ張ってたし
有名な建築家さん設計の体育館だって解体するしないで揉めている
お寺や城なら手を入れて残そうとするだろうけど
どう維持してどう使うかが問題なんでしょうね
お金の掛かることだから
気持ちだけじゃどうにもならない
あったらいいなとかブームに乗せられちゃいけませんよ
地方なんてどんどん人口が減ってるんですから
コンパクト且つ機能的で変化に対応できる方向で考えないと
レガシーを掲げるには体力が必要ですよね
「形あるものはいずれ…」なんですもの